思考力の養成ポイント
勝間和代のビジネス思考力養成セミナー[基礎力養成編] (マジビジ)
「結論から考える」仮説思考力でのポイント１はどんなに少ない情報からでも仮説を立てること、ポイント２は前提条件を決めて前に進むこと、ポイント３は限られた時間で答えを出すこと、となっており、留意事項としては、当初の仮説にこだわり過ぎず、悪い意味での思い込みに注意する点と、堀り込みが甘くなる点に注意することとなっています。
「全体から考える」フレームワーク思考力でのプロセス１は全体を高所から観察することで「ズームイン」の視点移動で考えること、プロセス２は最適の切り口で切断することで思考の対象とする課題が明確に見えるようなイメージを選択すること、プロセス３は分類足し算の分解とすることでダブりなく同レベルの粒度を合わせること、プロセス４は因数分解で一見まとまって見える一つの事象は構成要素に分解してその要素ごとを解明して問題を解決していくというプロセスにすること、プロセス５は全体最適をまずボトルネックから考えることで前ステップで分解した各要素を再び全体検討してあくまでも全体の中でボトルネックを考えること、となっています。
わかりやすく言えば、仮設は立てるが柔軟な思考でそれには固執せず、あらゆる方法を考えろということだと思います。これも普段頭を使っていないと大変なことですね。